泉南市介護者(家族)の会は平成8年に12名の会員で設立されました。
会員は全員女性で、介護者は嫁か妻か娘でした。
平成12年に介護保険制度が始まり、介護は家族だけではなく、社会全体で支えるものだとの認識が広まりました。それ以降、介護をとりまく状況は年々変わってきています。
平成29年現在、会員は44名(男性9名、女性35名)です。年齢も50代から90代の方まで、要介護者も、子供、親、配偶者と様々です。ただ共通しているのは、皆さんやさしい方ばかりだということです。やさしさゆえに疲れ果て、時には相手に腹をたてたり、とげのある言葉を投げかけたりもします。そんな話や、介護がうまくいった話などを、毎月第二金曜日「あいぴあ泉南」に集まって話し合っています。話をしたり聞いたりするうち、不思議なもので「もう少しがんばってみようか」という気持ちになるのが介護者(家族)の会です。